寒さが身にしみるこの時期。しかし、ラウンド数を減らすにはもったいない"あったかサービス"が各地のコースで続々登場している。
岩舟GC(栃木県)が用意しているのは、その名も「いわふねあったカート」。真冬のカートは冷たい風が吹き抜けて体が凍りそうになることもあるが、このカートには外からの外気を遮断する風除けシートを設置。外気温より5℃は高いという、体感温度が全然違う快適な空間を作り上げている。これに加えて手足の冷え防止に役立つ湯たんぽ、足元を冷えから守るブランケットも装備している。
「サービスを始めて3年目。1、2月に3台用意しています。風が吹くなど"本当に寒い"時期は効果抜群で、普通の日は暑すぎるくらいなんですよ(笑)」(同CC)
また、内原CC(茨城県)はカートに肌触りの温かいフリースひざかけを準備、キャディ付きの場合はカイロをプレゼントしてくれるし、東広島CC(広島県)などでも同様のサービスが受けられる。
さらにラウンドの前や最中に温かい飲み物や食べ物を用意してくれているところも多い。例えば、福島石川CC(福島県)ではホットワイン、朝霧ジャンボGC(静岡県)では甘酒、旭国際宝塚CC(兵庫県)ではおでん、富士高原GC(静岡県)ではスープ、あさひヶ丘CC(栃木県)では味噌汁などを無料でサービス。
"おでんサービス"を実施する旭国際宝塚CCによると「3、4年前からやっているサービスです。今年は2月27日までの平日と土曜日に実施します。お客さまには『おいしい』『体があったまる』と人気で、毎年この時期を逆に楽しみにしていらっしゃる方も多いんです」とのこと。
こんなサービスがあれば、寒さもどこかに吹き飛んでプレーに集中できそうだ。
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