プレーオフの末に欧州ツアーのカタールマスターズを制した韓国のワン・ジョンフン。昨季は2勝を飾って同ツアー新人王に輝いた若者が、21歳144日で達成した快挙に、母国・韓国も沸いている。
「歴代3番目の若さでヨーロピアンツアー3勝目」とは、韓国メディア「マニア・リポート」。
デビュー29試合目で3勝を挙げたことに着目し、1999年に12試合で3勝を記録したタイガー・ウッズを引き合いに出しながら、「コリアン・スナイパーのワン・ジョンフンは"韓国のウッズ"になれるか」(「JTBCゴルフ」)と題した特集記事を組むメディアもあったほどである。
そんなワン・ジョンフンは、フィリピンにゴルフ留学して現地のジュニア大会で10勝を記録し、16歳の若さながら中国ツアーでプロデビュー。2013年からはアジアツアーで経験を積み、昨年は前出の通り、欧州ツアーで活躍。アフリカで2連勝を飾り、リオ五輪にも出場した。その異色の経歴から"風雲児"と呼ばれ、各国を渡り歩く選手生活から"フィールドの遊牧民""ノマド戦士"とも呼ばれている。
そのせいだろうか。実はいまだにメインスポンサーがない。マネジメントを担当するISMアジアの関係者によると、昨年5月にヨーロピアンツアーで2連勝したときにも積極的にラブコールを送ってくる企業はなかったという。
ただ、今回の優勝で世界ランキングも39位まで上昇。目標とするマスターズ出場も現実味を帯びてきただけに、メインスポンサーに名乗り出る企業が出てくるかもしれない。ワン・ジョンフン本人も、「メインスポンサーが決まれば心置きなく競技に専念できる」と、後援企業の出現を待望している。ノマド卒業は近いか!?
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