先月末に行われたパナソニックオープン。新機軸の企画をさまざま打ち出し、話題を集めたが、優勝副賞もそのひとつだった。
リフォームできるー!
パナソニックというと家電のイメージが強く、実際、昨年までの優勝副賞は家電中心の「パナソニック製品一式」だった。ところが、今年はちょっと意外な「水廻りリフォーム権」。浴室とキッチンのリフォーム工事を提供するというもの。 「(優勝した)久保谷選手は、奥さんが大喜びしますと、とてもうれしそうでした」(同社担当者) 何通りか用意した仕上がりのモデルのなかから選ぶのだが(別途料金で追加オプションにも応じられる)、標準的には300万円弱相当の工事費とのこと。夫人が喜ぶのは当然だ。「現在、当社は家電、住宅、車載事業、企業を対象にしたB2Bの4分野を柱に事業展開しております。この大会では、これまでは家電を中心にアピールしてきましたが、今年は趣向を変えてみようということで」(同)、このような副賞にしたという。
今年の会場では、タケ小山プロが"グリーンDJ"となってギャラリースタンドを盛り上げるなど、さまざまな新趣向に挑戦。見どころの多い大会となったが、ユニークな副賞も話題集めに一役買った。 同様に、ユニークかつ選手に喜ばれた副賞には、日本プロシニアの「本マグロ一本(解体ショー付き)」がある。築地の有名寿司店「すしざんまい」の提供(今年は未定)で、優勝者が希望するところに本マグロを届け、その場でさばいて刺身を提供するというもの。 また、今月開催のミズノオープンの副賞には例年、スコットランド国際開発庁提供の「スコットランド産フレッシュサーモン1年分」がある。全英チケットと鮭、ゲットするのは誰だろう。
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