クラブ3本でプロと勝負。時代はPPAPよりP&P!?
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2017/05/23号
2017/05/15更新

クラブ3本でプロと勝負。
時代はPPAPよりP&P!?

 パターを含む3本のクラブで、1ホール100ヤード以内のショートコース、18ホールで競うピッチ&パット(P&P)が"ブーム"の兆しだ。

 インターナショナルピッチ&パット協会(IP&P)はイタリアに本部があり、ワールドカップ(W杯)も開催されている。昨年はスコットランド、セントアンドリュースで16カ国参加してW杯、第2回国際フォーラムも行われ、世界のゴルフの総本山R&Aもゴルフ普及のツールとして、公式にP&Pを認めたほどだ。日本でも昨年11月に「日本ピッチ&パット協会」が発足。すでに試合も4月〜10月まで13回、日程が組まれている。P&Pは老若男女、プロとアマ、障がい者もスクラッチでプレーでき、ラウンド時間も1時間ほどという簡便さが受けているという。

 「人工芝を販売している関係でインターナショナルP&Pの会長さんを知り、アジア地区での協会設立を薦められました。実際、昨年のセントアンドリュースへも選手として参加してきました」(日本ピッチ&パット協会会長・葛原妥行氏)

 開催コースは現在、神奈川大会(緑野ゴルフクラブ)、茨城大会(ジュンミニゴルフ)の2コース。プレ大会は2月に緑野で、プロ4人、アマ34人が参加し、個人戦、ダブルス戦が行われたが、次回のエントリーが相次ぐなど盛況だったという。出場申し込みは同協会のホームページ、もしくは2カ所のショートコース。

 「実は来年のW杯は日本の広島で開催されることになり、16カ国、120人の選手、他関係者計900人、イタリアの外務大臣などVIPも多数来日予定。コースもですが、宿泊施設の確保に動いているところです」(同)

 クラブ3本でプロと"ガチ勝負"できる。P&Pに注目!

 
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