プレジデンツカップに先立って12〜19歳の男子が集う「ジュニアプレジデンツカップ」が開催されていたのをご存知だろうか?
今回が記念すべき第一回大会。米チームのキャプテンは全米プロチャンピオンのデビッド・トムズ。マスターズ覇者のトレバー・イメルマンがインターナショナルチームを率い、最終日のシングルスマッチには名誉キャプテンであるジャック・ニクラスとゲーリー・プレーヤーの両レジェンドまで登場。華やかな演出にジュニアたちは大いに感激した様子だった。
日本からは唯一、米ツアー3勝の丸山茂樹の長男・ショーン(奨王)君が参戦。初日、2日目のチーム戦は惜敗したが最終日は全英オープン覇者ジャスティン・レナードの甥ターナー・ホッシュに5&3で勝利。実力の片鱗を見せつけた。
勝敗は別として(14対10で米チーム勝利)一流のコースを舞台に超一流のキャプテン陣に恵まれ、トッププロのような扱いを受けたジュニアたちにとって、これは将来財産になるような貴重な経験だったに違いない。
オリンピック正式種目入りを受け、ゴルフの裾野を広げる取り組みがアメリカだけでなく世界各国で巻き起こっている。ニクラスやプレーヤーがトッププロたちに「ゴルフの伝道師として皆にお手本を示しなさい」と言い続けているのは、ゴルフの普及が自分たちの使命だと感じているからだ。
充実したPGAツアーがあっても、ニクラスはゴルフの未来に懸念を抱く。だからこそ世界を飛び回って普及に努めているのだが、その甲斐あっていまやゴルフ後進国も真剣にジュニアの育成を行っている。翻って日本はどうだろうか?
ちなみに、米在住のショーン君は来年高校を卒業し名門UCLAへ入学するという。
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