以前、ゴルファーがゴルフをしない人よりも5年長生きして、認知症にもかかりにくい、という話題を取り上げたが、観戦するだけでも健康にいいことがスコットランド、エジンバラ大学の研究で明らかになった。
観戦といっても、もちろんテレビ観戦ではない。実際にトーナメントを観に行くことで健康が促進されるという。過去のライダーカップで339人の観客に協力してもらい、統計を取ったところ、平均歩数は1万1589歩。考えてみれば、7000ヤードのコースヤーデージはコースの中央を計測したもの。つまり、ロープの外を歩くギャラリーは、最低でも7〜8キロは歩くことになるのだ。さらに、観戦後は、60%の観客が「もっと野外で運動をしたい」と答えたとか。「ゴルフの観客は、トップアスリートのプレーを間近で見ながら自身も運動できる。歩くことは寿命を延ばし、健康と幸福を促進します」と、同大学の健康リサーチセンターのアンドリュー ・マーレイ博士。加えて、トーナメント観戦は「家族の時間を作る最高のチャンスだし、野外の新鮮な空気のもとでの活動は、トータルな健康を考えると重要な要素になる」と続けている。
つまり、ゴルフを観戦することで、糖尿病などの生活習慣病、広い意味での心臓病、ガンといった病気の予防ばかりでなく、鬱予防など精神的な健康にも役立つというのだ。
秋のトーナメントシーズン、この"健康法"を活用あれ。
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