優作、3勝目は記録づくし!4日間ノーボギー
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2017/10/17号
2017/10/10更新

優作、3勝目は記録づくし!
4日間ノーボギー

  ホンマ・ツアーワールドカップで宮里優作が"記録に残る"今季3勝目を挙げた。

家族も祝福

 初日から爆発した。10バーディ・ノーボギーの61(パー71)は今季男子ツアーベスト。9月のダイヤモンドカップゴルフ2日目に高山忠洋が出した62を1打上回った

 宮里自身にとっても10バーディは自己最多を更新。今年の中日クラウンズ2日目など9バーディはあるが、2ケタは初めてだ。61も、16年ホンマ・ツアーワールド3日目などの63を更新。また、会場となった愛知・京和CCのコースレコード65も塗り替えた。

 とはいえ上には上がいて、男子ツアーの最少ストロークは10年の中日クラウンズ最終日に石川遼が出した58。12バーディというすさまじい内容だった(パー70)。

 米ツアーでも昨年、新記録の58が相次いで飛び出した。7月にウェブドットコムツアーのエリーメイ・クラシックでスティーブン・イェーガーが12バーディで達成。翌月、トラベラーズ選手権でジム・フューリックも1イーグル10バーディの58を記録したのだ(いずれもパー70)。

 だが、ギネス記録は55。12年5月、米ツアーの下部組織、ゴルフウィーク・ナショナルプロツアーでライン・ギブソンが2イーグル・12バーディで回った(パー71)。

 国内女子では、当時アマチュアのキム・ヒョージュが12年サントリーレディス最終日に61。11バーディ・ノーボギーだった(パー72)。

 話を宮里に戻すと、2日目以降も68・65・68と好スコアを続け、1ホールもボギーを叩かなかった。記録が残る85年以降、4日間ボギーなしの優勝は史上初。海外でも、米ツアーで74年ニューオーリンズクラシックのリー・トレビノ、欧州は92年リヨンオープンのデビッド・J・ラッセル、95年にもスカンジナビアオープンのイエスパー・パーネビックの例がある程度だ。

 女子の4日間大会では、パク・インビが15年の米ツアー、HSBC女子チャンピオンズで、欧州ではディアナ・ルナが11年ウニクレディト女子ドイツオープンで記録している。

 
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