迂回ルートで20分増も。台風21号の爪痕残る
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2017/12/12号
2017/12/23更新

迂回ルートで20分増も。
台風21号の爪痕残る

 先月の台風21号は西日本を中心に大きな被害をもたらした。なかでも関西地区のゴルフ場には道路の崩落や陥没によるアクセスルートの変更を余儀なくされ、営業面で影響を受けているところも少なくない。

 その1つ、ベル・グリーンCC(兵庫県篠山市)では、国道137号線で大規模な崩落が発生、現在でもなお通行止めのため、国道12号線あるいは477号線を迂回してのルートを案内している。

 「当初3カ月ほどで復旧するのではないかと言われていたのですが、現場の崩落が現在も続いているため全くの手つかずで、いつになったら元に戻るのか見通しも立っていません。迂回路を使うとこれまでより20分ほど時間が余計にかかってしまいます。そこで、その分早めに出ていただくようにホームページでご案内しているほか、お客様には個別に連絡をしています。今のところトラブルやお客様の減少といったことはありませんが、それでも長引けば影響が出てくることも予想されるので、なるべく早く復旧してほしいです」(同CC担当者)

 国道137号線を使えず困っているのは同じ篠山市のオータニ広尾CCも同様だ。

 このほか、大和高原CC(奈良市)、レイクフォレストリゾート(京都府南山城村)では、これまで大阪方面からのアクセスルートとして名阪国道の小倉ICを推奨していた。ところが、亀裂が見つかった途中のトンネルが通行止めとなっているため、現在は手前の針ICの利用を案内。約10分の時間増となっているが、こちらも今のところ復旧の目途は立っていないという。

 
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