12月の声を聞くと、一年を振り返る企画が目白押しになるが、米ネットメディアが恒例の「ターキー・アワード」を発表。今回は日本人受賞者がいたので簡単に紹介しよう。
ターキー(七面鳥)にはスラングで「のろま」「間抜け」といった意味がある。この「ターキー・アワード」の主旨もそれ。今回、トップで表彰されたのは7月のバーバゾル選手権(全英オープンの裏大会)でツアー初優勝を遂げたグレイソン・マレー。著名なゴルフジャーナリストが投稿したシニアツアーに関するツイートに「そんなことに誰が関心があるのか疑問だ」とリプライして"炎上"し、2日後に謝罪した。
今年大活躍のダスティン・ジョンソンも受賞。マスターズ前日にレンタルハウス内のわずか3段の階段で転び、腰を痛打して欠場。「マンガのような事故」と評された。
ヘンリク・ステンソンも受賞。HSBCチャンピオンズのプロモーションで、宙づりにされ、スーパーマンのパフォーマンスをしたところ、肋骨を故障(の疑い)。欧州ツアーの年間王者が決まる最終の2連戦を欠場する羽目に。
同じくHSBCでの失敗が審査員の目に止まったのが今平周吾。3日目にスタート時間を勘違いして失格になったのが理由で「(壊れた)ロレックス・アワード」となった。
ほかにも、グリーン上を乗用カートで走行したトランプ大統領、女性の入会を認めたが、最初のメンバー発表に至らないミュアフィールド、初日悪天候に見舞われたメジャーのエビアン選手権をあっさり54ホールに短縮した米女子ツアーのマイケル・ワン・コミッショナーなども受賞した
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