復帰ではなく復活だ!米メディア、タイガーに好意的
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2017/12/26号
2017/12/25更新

復帰ではなく復活だ!
米メディア、タイガーに好意的

 ヒーロー・ワールド・チャレンジでタイガー・ウッズが301日ぶりに競技に復帰した。順位は18人中9位タイだったが、米メディアの反応はおおむね好意的なものだった。

 ディフェンディングチャンピオンの松山英樹と同組で回った3日目こそ強風の影響でスコアを崩したが、最終日にはワンオン可能な7番パー4(322ヤード)でティショットを7・5メートルに寄せイーグル奪取に成功。復帰戦の好プレーを象徴するシーンと相なった。

 そしてラウンド後、タイガーが語ったのは周囲への感謝だ。「これまで支えてくれた人々、復帰を心待ちにしてくれたツアー仲間。すべての人に感謝の気持ちでいっぱいだ」

 それを受け「ドライバーは想像以上に飛んでいたし、プレーの内容はブランクを感じさせないほど安定していた。でもそれ以上に今回は彼の謙虚な一面が見えた」というのはESPNシニアライターのジェイソン・ソーベル氏。「若手の兄貴分のような存在として自分の立場をこれまで以上に自覚しているようだった」

 「復帰前、ファウラーやジャスティン・トーマス、ローリー・マキロイ、その他多くの若手が毎日のようにメールをくれてゴルフに誘ってくれた。ツアーに戻ってきてほしいという思いが痛いほど伝わり、励みになった」とタイガー。

 「本当の意味でタイガーは復活したのだ」と話すのはテレビレポーターのマイケル・コリンズ氏。「コースのなかだけでなくコースの外でもどっしりとして威厳があった。復帰というより完全復活したという感じがした」

 ところで今季欧州ツアーの年間王者トミー・フリートウッドは長年憧れ続けたタイガーから「その髪、いつ切るの?」と長髪をいじられ、大喜びしていたのだとか。「来年、タイガーと若手の対決が楽しみ」というトーマスの言葉から皆一丸になってゴルフ界を盛り上げようという思いが伝わってきた。

 
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