17年の年頭に世界ランク1位だったジェイソン・デイだが、12月には12位まで後退。今シーズンの復活が待たれるなか母国オーストラリアのナショナルオープンに出場しこう宣言した。「トーキョーには絶対行く!」
やる気が戻ってきた!?
最愛の母が肝臓ガンに冒され「ゴルフなんてどうでもよくなっていた。バーンアウトのような状態だった」と17年のスランプを振り返ったデイ。そんな彼が4年ぶりに地元の大会に参戦し、ゴルフへの情熱が甦ってきたと打ち明けたのだ。
なかでも印象的だったのが「最近一番の後悔はオリンピックに出場しなかったこと。112年ぶりにゴルフが五輪の正式種目になってオーストラリア代表として五輪の舞台に立つのが夢だった。でもジカ熱の問題があって出場を断念した。とても残念な決断だった」と改めて後悔の念を口にした。
13年にはアダム・スコットとタッグを組みワールドカップでチーム戦&個人戦で優勝を飾っており「国旗を背負って戦う素晴らしさはよくわかっている」と語る。
そこで気になるのが3年後に迫った東京五輪。「チャンスがあれば絶対に出るよ。これまで訪れたなかで日本は大好きな国のひとつ。もし代表に選ばれたらすぐさま航空券を手配するさ!」
ファンにとってはうれしい東京"出馬"宣言。リオではデイのほかスコット、マークレイシュマンといったランキング上位の選手が相次いで出場を辞退したためM・フレイザー、S・ヘンドが代表に。世界ランク下位ながらフレイザーが5位タイに入っている。
トーキョー行きのチケットを手配する前にデイが目指すのが再びの頂点だ。
「世界ランクトップに返り咲くときは、ただの1位じゃイヤだ。誰もが認める絶対的ナンバー1になりたい」。母の病が快方に向かい「いまは心身ともに充実している」
3年前、デイと優勝争いをし、その差を痛感した松山英樹が飛距離アップに努めたという話は有名。"強いデイ"をトーキョーで是非見たい!
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