米ツアーで判明!飛ばすとスコアダウン
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2018/01/09号
2018/03/26更新

米ツアーで判明!
飛ばすとスコアダウン

 米ゴルフ誌が米ツアー選手の飛距離についてユニークなレポートを発表した。

前年比で最も飛距離を伸ばしたのはケビン・チャペルで、296・3ヤードから305・0ヤードに。ところが、1Rの平均ストローク数は70・501から70・779にダウン。理由は単純で、飛距離が伸びたぶんフェアウェイキープ率が悪くなったから。米ツアーにはストロークゲインド(SG)という指標があり、あるショットがどれくらいスコアに貢献したかを表したもの。例えば、ダスティン・ジョンソン(DJ)のティショットを見ると、ツアー選手の平均より20ヤードほど飛ばしており、このメリットは1ラウンドで1・3ストローク。ところが、フェアウェイを外すと、0・33ストロークマイナスになる。DJはツアー平均よりも1R当たり0・5回多くフェアウェイを外しているので、0・33の約半分0・17ストロークのマイナスとなる。一方、チャペルは10ヤードも飛距離を伸ばしたにもかかわらず、ドライバーのSGはわずかに0・1ストローク。飛距離よりも正確性ということが改めてわかる。

 
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