米ツアー3勝のマーク・レイシュマン(34)が年末にこっそり(?)勝利を挙げていたという。
先のセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズで、2日目までトップに立っていたレイシュマン。気分が良かったのか、自らこの"1勝"について明かした。もちろん舞台は米ツアーではなく、「トップゴルフ」というアメリカで大流行中の練習場。人気の理由はゴルフボールにコンピューターチップを埋め込んで、狙ったターゲットにボールを落として得点を争うという遊び感覚を取り入れている点。ティのすぐ後ろで飲食もでき、初心者を含めた家族連れやコンペなどの利用が多いという。
そのトップゴルフを年末、遊び半分で訪れたというレイシュマン。「受付のところにリーダーボードがあるなんて知らなかった。私は本当にすごいスコアを出していたんだ。気がつくと、周りにいた皆が振り返って、ビールで乾杯さ。とにかく楽しかったよ」という。
ゲームセンターで高いスコアを出すと名前が出るものがあるが、レイシュマンは本名を登録して参加していたというからびっくり。ただ、隣の打席で打っていたゴルファーから「君はクラブを使うのがかなり上手いね」と話しかけられたというから、オーストラリア人のレイシュマンのアメリカでの知名度はまだまだなのかも?
ちなみに2日目までトップだったセントリーでは、3日目に76を叩いて、結果は7位タイ。レイシュマンは、昨年の米ツアー2勝を含め、過去10年で3勝しているが、その間、2位が5回に3位が5回、トップ10入りは34回。どうやら優勝争いのプレッシャーに弱いようだ。トップゴルフのように、リラックスしてプレーできるといいのだが……。
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