フィル・ミケルソンのキャディを昨年6月に勇退し現在ゴルフチャンネルのラウンドレポーターを務める"ボーンズ"ことジム・マッケイ氏がキャディに復活。
"ミケの相棒"として知られたが……
天才レフティを25年間支え続けたマッケイ氏が、ミケルソンの元を離れたときには世界中で大きなニュースになった。その彼がソニーオープンin ハワイで再び現場に復帰。しかもボーンズがバッグを担ぐことになったのはディフェンディングチャンピオンのジャスティン・トーマス。かつて世界最強といわれた時代にニック・プライスのバッグを担いだジミー・ジョンソン氏がトーマスのエースキャディだが、ジョンソン氏が昨年10月のCIMBクラシックで足を負傷。ソニーオープンの前週のセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズは2日目までトーマスに寄り添ったが動きは緩慢で、激痛に耐えかねて途中でリタイア。3日目以降はレッスンプロでもあるトーマスの父マイクさんがキャディを務めた。
それだけが理由ではないが、連覇を狙った大会で出遅れたトーマスは結局22位タイにとどまっている。昨年はハワイ2連戦で連勝を飾り最高のスタートを切っただけにソニーオープンでの復調にかける思いは強く"最強助っ人"として白羽の矢を立てたのがマッケイ氏だ。レポーター役がすっかり板についてきたと評されていたマッケイ氏だったが「ジャスティンと一緒に仕事をするのはうれしい」とやる気満々。
エースキャディについてトーマスは「ジムにはゆっくりケガを治してマスターズには万全の状態になって戻ってきてほしい」と語っており、ボーンズ起用はあくまでも一時的とみられている。
ちなみにキャディの重責から解放された父・マイクさんは「失業したけれど、私はまったく構わんよ(笑)」とユーモアたっぷりに応じている。
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