ハワイが大変②ミサイル誤報で選手ら大パニック
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2018/02/06号
2018/01/31更新

ハワイが大変②
ミサイル誤報で選手ら大パニック

 ソニーオープン期間中に弾道ミサイルの警報が! そのときプロたちがとった行動は……?

冷静なトーマス

 大会3日目の競技が始まろうとしていた現地時間午前8時過ぎ、携帯電話等に届いた警報に選手たちはパニックになった。

  なにしろ「ハワイに弾道ミサイルの脅威迫る。いますぐシェルターを見つけてください。これは訓練ではありません」という内容だったのだから……。

  第2ラウンドを終え2位タイにつけていたジョン・ピーターソンは生後3カ月の娘と妻とともに「(ホテルの)バスタブのなかでマットレスを被っている。神よ、どうかミサイルの脅威が現実になりませんように」と震えながら祈ったのだという。

  ホテルの地下室に避難したJ・J・スポーンは「情報がほしい。正確な情報をラジオかテレビで教えてくれ」とツイート。

 「ホテルでは皆がパニック。大変なことになっている。これは良くない」(スティーブ・ウィートクロフト)、「普通の警報じゃない。どうか訓練でありますように」(シーマス・パワー)など深刻な状況をうかがわせるツイートが並んだ。

  ソニーオープンとは関係ないが、ハワイ在住のミッシェル・ウィは「オーマイゴッド! 心臓が飛び出そう」とつぶやいている。

  そんななか、冷静だったのがディフェンディングチャンピオンのジャスティン・トーマスだ。

 「落ち着こうと思って音楽を流した。大丈夫、気にするなと自分に言い聞かせたよ」

  ほどなく人為的なミスによる誤報だったことがわかり、「なんてひどいミスなんだ。でも皆無事でよかった」とツイート。「ホテルの部屋の窓を開けて外のフレッシュな空気を吸い込み気持ちを切り替えた」と、メンタルの切り替えはさすが。

  誤報とわかった後も選手はぞくぞくとツイート。「ボタンの押し間違いだって? 勘弁してくれよー」(J・ピーターソン)というのが"代表的意見"だ。

 
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