何でもありのフェニックスで全裸男登場。拍手喝采浴びちゃった
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2018/02/27号
2018/02/26更新

何でもありのフェニックスで全裸男登場。
拍手喝采浴びちゃった!?

 "ピープルズメジャー"といわれるウェイスト・マネジメント・フェニックスオープン。圧倒的な観客動員数を誇る人気大会はプレー以外の話題も事欠かない。

"何でもあり"のこの大会。選手が16番ホールで観客にギフトを渡すシーンはよくあるが、今年はライアン・パーマーが10ドル札を巻き付けたボールをプレゼント。ボールには「俺のおごりだ。ビールでも飲んでくれ」と書かれてあったという。パーマーが言うように観客もビールをグビグビやりながら観戦するのがフェニックス流。選手へのヤジももはや"名物"となっているが、今年は"ヤジ将軍"の枠を大きく逸脱したギャラリーも……。

なんと、酔っぱらったギャラリーがフェアウェイで全裸になり大騒ぎしてしまった。事件はプロアマ戦が行われた水曜日の午後、17番ホールで起こった。アダム・スタルマッハなる24歳の男が、突然裸でフェアウェイに。スウィングの真似をしたり、ブレイクダンス(!)をしたりとやりたい放題。果ては、フェアウェイバンカーに飛び込んで砂をまきだしたのだ。数分間のやりたい放題でプレーは中断。驚くべきは、この"暴挙"がほかのギャラリーに大ウケしたこと。最後はスタンディングオベーションまで起こったというから、さすがはフェニックスオープン。ただ、 PGAツアーにとって苦々しいのは、この試合はスマホなどで写真やビデオの撮影を許していたため、動画がネット上に拡散してしまったことだろう。

スタルマッハはもちろん御用。地元警察は「彼にはアルコール中毒の徴候と症状が出ている。私たちは、ゴルフファンに節度を持って(アルコールを)飲んで、トーナメントを楽しんでもらいたいと思っている」という談話を発表。見せしめ的な要素もあるようだが、スタルマッハは罪を認め、1500ドルの罰金と5日間の留置という結構重い処罰を受けることになった。

ただ、裸になったスタルマッハだが靴はかたくなに着用。「さすがゴルフファン!」との声もあったのだとか。

 
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