ドライバーの新製品が一通り発売された感のあるゴルフクラブ市場だが、このところ、プロや上級者向けのウェッジがぞくぞくと登場している。
本命!?
なかでも本命になりそうなのが、タイトリスト「ボーケイデザインSM7」。その名の通り、シリーズの7作目のモデルで、プロ使用モデルの定番である「ボーケイ」の最新作だ。米ツアーでは、すでにプロたちが続々とバッグに入れており、日本でも菊地絵理香が試合で使用している。今回はバウンス角の大きな「Dグラインド」と日本ではカスタム使用のみだった「Lグラインド」を新たに追加。打ち方に合わせて、6種類のソール形状がラインナップされている。
「ボーケイ」のライバルになりそうなのが、フォーティーンの「FHフォージドV1」だ。もともとウェッジに定評のある同社だが、今回はこれまでのクロムモリブデン鋼から、S25C軟鉄に素材を変更。さらに、日本シャフトと共同開発した専用シャフトを装着するというこだわりようだ。上級者に人気の高い2社の2年ぶりの新モデルということで、大いに注目を集めそうだ。
さらに、老舗ブランドのクリーブランドからは、「RTX F-フォージドⅡ」が発売されている。前作で評価の高かった広いソール幅とグースネックが特徴で、こちらはよりやさしさを前面に押し出しているモデルだ。加熱するウェッジの定番争い、どれを選ぶ?
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