アメフトのトニー・ロモが、WGCマッチプレーの"裏試合"コラレス・パンタカナ・リゾート&クラブ選手権に出場したが、77・82を叩き、最下位で予選落ちした。
ロモはダラスカウボーイズの元選手で、超のつくスーパースターでありゴルフはHC+ 0・3の腕前の持ち主。しかし、今回の出場に関しては批判的な意見が多かった。というのも、これまでもさまざまな有名人がトーナメントに参戦してきたが、いずれも下部ツアー。今回はレギュラーツアー出場とあって「若手の出場枠を奪うことになる」「有名人ということで出場を許せば、PGAツアーそのものの質が疑われかねない」などなど。いずれもむべなるかな、というもの。
本人は試合後「プレーできた意味は、ものすごくある。競技に出ることで、何をどのように練習すべきかがわかった。これで、もっともっと上手くなれる」と語り、まだまだやる気十分といった雰囲気。ただ、4月で38歳になるロモが今後プロゴルファーを目指すことはないだろう。
いずれにせよ、今回のロモの件で、PGAツアーは今後しばらくはスポンサー招待による有名人のレギュラーツアーへの参戦を認めなくなるのではないかとの見方が強くなった。昨オフにはNBAのスター、ステフィン・カリーが下部ツアーに出場し74・74で予選落ちするも、その健闘ぶりはアメリカでも好意的に伝えられていた。ただ、今回の舞台はレギュラーツアー。
ロモ個人に関しては、しばらくは下部ツアーのスポンサー招待枠も微妙な状態になったかもしれない。
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