ゴルフ人口減を食い止めるには、女性ゴルファーを増やすしかない!というイギリスの取り組みをご紹介。
「毎年50万人のゴルファーが他界したり、高年齢を理由にゴルフから去っている。最低でも50万人の新規ゴルファーが必要だ」と語るのは、ワールドゴルフファンデーションのCEOスティーブ・モナ氏だ。
そんななか、イギリスで女性メンバーを増やすためのアイデアが注目されている。そもそも、イギリスには1クラブに平均460人のメンバーがいるが、そのうち女性メンバーは約70人という。つまり、女性メンバーを増やせばクラブ自体が活性化するというのだ。
そこで具体的に示されたのが①今いる女性メンバーの65%が、夫をはじめとする家族とプレーするためにゴルフを始めたという調査から、クラブを"ファミリーフレンドリー"にし、家族で楽しめるイベントを開催する。②ビギナーのための教室を開いたクラブでは女性メンバーが34%、ソーシャルイベントを開催しているクラブでは31%の女性メンバーが増えたという調査から、こうしたクラブの活動を増やす。③女性を歓迎するような雰囲気を作る。④ドレスコードをゆるめる。⑤クラブの理事に女性メンバーを入れ、ウェブサイトを充実させる。⑥ロッカールームを現代的なものにし、スパやフィットネスを充実させる。⑦女性のゴルフイベントを開催する、といったもの。
日本でもまねできそう!
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