青山加織、久保啓子が韓国のツアーで予選落ち……? とはいえ、これはシミュレーションゴルフの話。
ゴルフゾンが主催するゴルフシミュレーターを使ったプロツアー「WGTOUR」がそれ。昨年末、日本で行われた予選会で1位、2位となった青山、久保が、先月韓国で行われた「1次大会」に進んだのだ。
この大会は、韓国で男子トーナメント「GTOUR」、女子ツアー「WGTOUR」として、2012年から開催されているもの。青山と久保は初の"海外選手"として出場した。
結果は青山が77・72、久保は79・81で残念ながら2人とも予選カット。2R目はゲストプレーヤーとしての扱いとなり、シミュレーションゴルフとはいえかなりハイレベルなのがわかる。
青山は「最初はシミュレーションゴルフでの戦いに慣れず苦労しましたが、2日目は感覚をつかみ、納得できるプレーができた。天候を問わずプレーできるので、日本でも普及するといいと思う。私もラウンドや練習に活用したい」。久保は、かつてゴルフゾンの「エリートアカデミー」の合宿に参加した際、他の選手の飛距離や正確性に驚いたというが、その秘訣のひとつがシミュレーションゴルフの充実という環境にあるのではと気づいたという。さらに、プロの練習としてだけでなく「ゴルフを始めるという方には、まずはシミュレーションゴルフでの練習とコースデビューを勧めています」(久保)。
アメリカではエンターテイメント性に特化した練習施設「トップゴルフ」が大人気だが、韓国はシミュレーションゴルフの先進国。ゴルフ人口増"を目指すなら、日本でも真似してみては?
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