先のフジサンケイレディスでは松森彩夏の妹・杏佳(きょうか)が3位タイで国内ツアー2組目の姉妹優勝を目前で逃した。同週、米女子ツアーではタイ出身のジュタヌガン姉妹の姉・モリヤが優勝。同ツアー2組目の姉妹優勝を達成した。
福嶋姉妹
モリヤと妹・アリヤのジュタヌガン姉妹の実力は共に早くから認められていたのだが、モリヤは米ツアー入りした13年、新人賞に輝きながら、これまで優勝には手が届かずにいた。一方、15年に米ツアー入りしたアリヤは、16年には全英女子オープンを含む5勝をマーク、賞金女王に輝いた。
モリヤもこの2年間は3度の2位を含む14試合でトップ10に入るなど、初優勝は目前だった。それだけに、先月のヒューゲルJTBC制覇の際には、アリヤと涙の抱擁。「耐え抜いた先にようやく"私の週"がやって来た」(モリヤ)
ところで、彼女の優勝はアニカ・ソレンスタムの妹・シャーロッテが2000年に初優勝して以来、18年ぶり2組目の姉妹優勝となった。
しかし、すぐあとにはジェシカとネリーのコルダ姉妹が控えている。ジェシカはツアー5勝。ネリーも今季好調で、HSBC女子チャンピオンズではトップと1打差の2位。すぐにも勝ちそうな勢いだ。
一方、国内ツアーの姉妹優勝は晃子と浩子の福嶋姉妹が2年前に達成した一例のみ。
しかし、こちらも前述の松森姉妹や、ツアー2勝の奈津佳と妹・琴音の堀姉妹、同3勝の絵理香と妹・明砂美の菊地姉妹などに期待がかかる。
次の"姉妹優勝"はさて?
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