〞軽い〞がコンセプトのボールが話題
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 2018/05/29号
2018/08/13更新

〞軽い〞が
コンセプトのボールが話題

 ボールにもさまざまなコンセプトのものがあるが、一般的なボールよりも"軽い"ことをコンセプトにしたボールが話題になっている。

ムジークから5月1日に発売された「コルテオライト42」だ。その名の通り、通常よりも約3グラム軽い42グラムとなっている。

ゴルフボールは、重いほうが飛ぶと言うのが常識。重量が増すことで慣性が大きくなり、前に向かうエネルギーが大きくなるためで、そのためゴルフルールでは重さの上限を1・62オンス45・93グラム)と定めている。しかし、同社によれば、それはヘッドスピード(HS)の速いゴルファーに当てはまる話で、シニア層など力のない人は、インパクトでのHSの減少幅が大きく、ボール初速減を招いているという。ボールが軽くなることで、遅いHSでも当たり負けせず、飛距離アップが実現できるという考えだ。このモデルでは、HS42m/s以下のゴルファーが対象になる。

ムジークでは昨年7月、さらに軽い「コルテオライト39」というボールを発売し、大きな反響があったという。こちらは、女性や高齢ゴルファー、ジュニアなど、HS37m/s以下の、より力のないゴルファーがターゲット。39」では少し頼りないと感じるゴルファーに向けて、新たに「42」が登場したという格好だ。「さらに軽くて、サイズが小さい、ルール不適合の高反発ボール『コルテオ撃速42S』も同時発売しています」(ムジーク代表取締役専務 梨本博之氏)。

「力がない」と、飛距離を諦めている向きは試してみる?

 
【関連記事】こちらも注目です!

一覧へ戻る


バックナンバー

最新号はこちら

週刊ゴルフダイジェスト最新号

アクセスランキング

  • 月刊GD
  • チョイス
  • みんなのゴルフダイジェスト