今週の全米オープンの優勝者をラスベガスのブックメーカー(賭け屋)はどんな風に予想しているのだろう。そのオッズ(配当倍率)の変動を見てみよう。
DJブランドは落ちません!
ブックメーカー「ウェストゲート・ラスベガス」が全米オープンのオッズを最初に発表したのは、マスターズ終了直後。そのときのオッズ頭はダスティン・ジョンソン、ローリー・マキロイ、ジョーダン・スピースの3人で10/1(1の掛け金に対し、10+1=11の配当)。
以下、ジャスティン・トーマス(12/1)、ジェイソン・デイ(14/1)、リッキー・ファウラー(16/1)、そして7番手にオッズ25/1のタイガー・ウッズが続いていた。
これが先週は、優勝予想のトップはジョンソンひとりとなり、オッズはやや上がって9/1。2番手は、マキロイとスピース(11/1)。4番手がデイとトーマス(14/1)という並びになった。
ジョンソンは今年初戦の勝利後、優勝はないが、それでも評価が高いのは、舞台のシネコックヒルズが前回の2004年大会より500ヤード近く距離が延び、7445ヤード・パー70のロングコースになったからだ。
同様、タイガーもオッズを16/1と上げ、6番手に。
反対に、9番手と意外に下位なのが、今季2勝のジャスティン・ローズ。これも、超ロングコースが舞台ゆえの低評価なのだろう。
ところで、この試合に勝てばグランドスラム達成のフィル・ミケルソンだが、優勝予想は11番手(28/1)。しかし、本人は先々週の練習ラウンド後に、「ここはグリーン周りのスキルがスコアメイクの大きな要素になる」とやる気十分のコメントを残している。
なお、松山英樹は、ミケルソンと同じ11番手の評価だ。
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