全英OPの"裏試合"目玉はなんと女子選手!?
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2018/06/26号
2018/06/18更新

全英OPの"裏試合"
目玉はなんと女子選手!?

 アメリカ出身の女子プロ、ブリタニー・リンシコムが7月に行われる米男子ツアーに招待選手として出場することが明らかになった。

 32歳のリンシコムはメジャー2勝、ツアー通算8勝。恵まれた体格を生かした飛距離は女子でピカイチ。オフシーズンは女子相手ではもの足らず男子のミニツアーに参戦して互角に戦うという強者だ。

 これまでも何度か男子ツアーからオファーがあったそうだが、今回正式に全英オープンの裏で行われるバーバソル選手権(7月19日~22日、ケンタッキー州キーントレースGC)への出場が決定した。

 リンシコムの契約先であるピュアシルクの親会社がバーバソルという縁もあっての推薦出場に本人は「いつか挑戦したいと思っていたんです。カッコいいじゃないですか」と喜びのコメント。「失うものはなにもないので思いきってトライしたい」。

 無敵を誇った絶対女王アニカ・ソレンスタムがコロニアル(現フォートワース招待)に参戦してから15年。ミッシェル・ウィは14歳でソニーオープンに出場し話題に。彼女はその後何度も日米で男子の試合に挑戦している。また飛ばし屋として知られるソフィー・グスタフソンも15年前に日本の男子ツアー、カシオワールドに出場したが、3人とも予選落ちに終わっている。

 そこでリンシコムには男子ツアーでの予選突破が期待されるのだが、現在LPGAツアーのドライビングディスタンス部門では意外にも7位(270・921ヤード)。計測ホールでドライバーを持たない場合もあるため一概に比較はできないが、PGAツアーのスタッツを見ると飛ばないほうから2番目(205位)のジム・フューリックでも273・7ヤード。リンシコムには是非飛ばしではなくスコアで勝負してもらいたい。

 
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