ケプカが全米OP連覇の快挙!メジャー4連覇の人もいますが
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2018/07/10号
2018/07/26更新

ケプカが全米OP連覇の快挙!
メジャー4連覇の人もいますが

  昨年に続いて優勝。この"メジャー連覇"とは、どれほどすごいことなのだろうか。過去の歴史をひもといてみると……。

 ケプカの全米オープン連覇は、88・89年のカーチス・ストレンジ以来29年ぶり。118回の歴史のなかで、ケプカが7人目という快挙だ。過去の達成者には、ボビー・ジョーンズやベン・ホーガンといった伝説の選手も名を連ねる。

 1860年に第1回大会が開かれたメジャー最古の全英オープンでは16回記録。トム・モリス・シニアが61年から2連覇、その子であるトム・モリス・ジュニアも68年から3連覇を果たす。優勝者に贈呈されるベルトは、3連覇するとそのまま本人が所有できるためジュニアの手に。代わりに作られたのが現在の優勝トロフィ、クラレットジャグである。

 1916年にスタートした全米プロでは7回。第1回覇者のジェームス・M・バーンズは、第一次世界大戦による中止を経て、19年に開かれた第2回にも優勝した。ウォルター・ヘーゲンによる24〜27年の4連覇は、1871年の大会中止をはさんで72年も制したトム・モリス・ジュニアと並ぶ同一メジャー最多連勝記録だ。

 また、全米プロがストロークプレーになった1958年以降で連覇を成し遂げたのはタイガー・ウッズだけ。しかも99・2000年、06・07年と2回記録している。

 これらの大会は毎年コースを変えるのに対し、マスターズはオーガスタナショナルで固定。コースとの相性がいい選手は多数いそうに見えて、連覇はわずか3回のみ。1934年開始と歴史が浅いとはいえ、意外ではある。達成者はジャック・ニクラス、ニック・ファルド、そしてタイガーだ。

 そのタイガーは全英オープンも05・06年と連勝。全米オープンだけ連勝に縁がない。07年に1打差2位に敗れ、翌年V。また、00年優勝の前年も2打差3位と、惜しいチャンスを逃している。

 
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