6月15日、片山は自身のホームページで当分の間、トーナメントへの出場を自粛することを発表した。
日本ゴルフツアー機構(JGTO)によると、去る5月30日に行われた日本ゴルフツアー選手権森ビルカップのプロアマ大会で、片山とプレーした招待客が、片山の応対に対し不愉快な思いを抱き、プレー続行を断念。この事態に対し、JGTOでは6月6日に青木功会長の名前で、野村修也理事(中央大学法科大学院教授・弁護士)と外部弁護士からなる調査委員会の設置と事態の調査、6月中の懲戒・制裁委員会の開催、1カ月以内に再発防止策を講じること、選手会とともにプロアマに対する選手の意識改革を進めるための方策の決定を順次実施することを発表していた。
今回の片山の出場自粛はこうした事態によるもので、ホームページに掲載された文章には、プロアマ大会における自身の行動に対するお詫びの言葉と同時に、プレー継続を断念した招待客に対しては6月8日に、プロアマ大会に招待した大会特別協賛社に対しても6月13日に自身が訪問し、直接お詫びしたことを明かしている。
「現在、機構において調査が行われており、しかる後に、私に対する処分が行われるものと理解しておりますが、私は、今回の件について、皆様に対して謝罪と反省の意を示すとともに、自らを深く振り返る時間を持つべく、自らの意思として、当面の間、トーナメント出場を自粛させて頂くことにいたしました」(片山のホームページより)
JGTOでは、25日までに調査を取りまとめ、27日の理事会を経て、同日の夕方に記者会見を開いて、懲戒・制裁委員会の結果を発表する予定だ。
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