なぜか突如ブレーク!?韓国選手の超独特スウィング
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2018/07/17号
2018/08/03更新

なぜか突如ブレーク!?
韓国選手の超独特スウィング

 先々週、韓国で開催されたアジアンツアー競技のコロン韓国オープンに出場した、日本ツアー選手でもあるチェ・ホソン(崔虎星)。その個性的なスウィングが突如アメリカで注目を集めた。

チェ・ホソンは2013年、39歳で日本ツアーの出場権を得ると、2試合目のインドネシアPGA選手権で初優勝。以来、優勝はこの1つだけだが、シード権は今季まで続けて獲得している。

国内ツアーの熱心なファンなら、彼独特のスウィング、とりわけフィニッシュはご存じだろう。ビギナーがレッスンで教えられることの多い「ウォークスルーフィニッシュ」のように、右足を前方に踏み出すフィニッシュだが、実戦で行うプロはごく珍しい。

だからだろう。韓国オープン3日目を単独トップで迎え、テレビの生中継で紹介されると、まずアメリカのウェブドットコムツアーでプレーするティーク・ケリーが目を奪われた。「僕のいま一番のお気に入り」「韓国オープンの中継を見逃すな」といったツイッター投稿を、動画付きで連投。

これに、ジェイソン・デイと同じマネジメント事務所で、将来のスター候補といわれるライアン・ラッフルズが連鎖。「彼のような選手がトップだなんて、ゴルフはなんて素敵なんだろう」など、こちらも連続ツイート。

さらに、ウェブドットコムツアーがオフィシャルのツイッターで「僕らも応援しているよ」とコピーをつけて、選手たちが彼のフィニッシュを真似る動画をシェア。

そして最後には、ジャスティン・トーマスまでも「今日、練習場でこのスウィングにトライしてみるべきかな」とリツイートするほど。

こうなると、メディアも放ってはおかない。多くのゴルフメディアが紹介することになった。

この騒ぎ、チェ・ホソンが韓国オープンで(有資格者を除く)上位2名に入れば全英オープンの出場資格を獲得し、新たな展開が期待されたのだが……。最終日に崩れ、5位タイに終わったのが悔やまれる。カーヌスティで見たかった!

 
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