イギリスでクラブハウス改修ブーム。レストラン7つも!
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2018/07/24号
2018/08/07更新

イギリスでクラブハウス改修ブーム。
レストラン7つも!

 英ゴルフ専門誌がイギリスの有名ゴルフ場が次々とクラブハウス改修を行いかつてない“ブーム"が起きていると報じた。

 今年の全英オープンの開場となるカーヌスティGLもそのひとつ。ガラス張りの近代的なクラブハウスが選手たちを“お出迎え"することになる。

 室内に練習&トレーニング施設を備え、カーヌスティを含む14コースに挑戦できるハイテクシュミレーションマシンが7台も導入された。

 もちろんクラブの歴史がひと目でわかるヘリテージエリアや最新設備を取り入れたロッカールーム、コースを一望できるよう採光がたっぷりとられたレストランなど充実のラインナップ。チーフエグゼクティブのマイケル・ウェルズ氏は「世界中からお越しいただく方々をファーストクラスのおもてなしでお迎えします。クラブハウスからはリンクスの全貌と海まで続く絶景をお楽しみください」と話す。

 ジャン・ヴァンデベルデが最終ホールで3打のリードを失い敗れたカーヌスティの悲劇の際は、暗く灰色の印象だった同コース。新しいクラブハウスはその印象を一掃する渾身のデザインとなった。

 一方、欧州ツアーのBMWPGA選手権の舞台でもあるウェントワースCも13万ポンド(約19億円)を投入し、クラブハウスを改修したばかり。ワールドプレミアクラスのプライベートクラブを目指すべく7つのレストランを開設。ロッカールームにはサウナやスチームルームを完備。ロンドンのブランドストリートと見紛うブティック風ゴルフショップまで出現した。

 ほかにもサマセット州のブリーンGCやロンドン南西のコードレイGC、マンチェスターのリングウェイGCなどが大掛かりなクラブハウス改修を行っている。

 老朽化したハウスをただ単に補修するだけでなく、まるでインスタ映えを競うような改修合戦。イギリスのゴルフ景気は上向きなの?

 
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