日本では知名度低いが。女性ゴルフデー拡大の方向
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2018/07/24号
2018/08/07更新

日本では知名度低いが。
女性ゴルフデー拡大の方向

 先月5日、「世界女性ゴルフデー」が開催された。オーストラリアで始まって、ハワイでその日の24時間が終わるまで、世界を一周して、58カ国900のゴルフクラブが参加して行われていたのだ。

 このイベントを3年前に始めたアメリカのエリサ・ガウデットさんは「女性ゴルフデーで成し遂げたことを私は本当に誇りに思います。世界のゴルフ界によって示された情熱と前向きさには本当に驚かされました。ウガンダや香港、サウジアラビアのイベントの写真のなかにある笑顔は、私が参加したアメリカで見た笑顔と重なっている。ゴルフというゲームは、国境を超え、世界中の女性ゴルファーが皆〝同じ〟であることを示してくれました」と語る。

 ゴルフデーといっても、コースの開放などがあるわけではなく、2時間程度の9ホールプレーやレッスン、その後の仲間やネットワーク作りのための2時間のパーティなどを含むイベントを推奨するというもの。提案側も、コースには午後4時ごろ〜8時ごろの計4時間程度の内容を勧めており、受け入れコース側も、営業に大きな影響がない時間帯でもあり、さらに今年はゴルフ人口の増加のためR&Aが女性のためのゴルフ憲章を発表したこともあって、イベント自体が一気に拡大したようだ。ただ、日本であまり知られていないのは残念ではあるが……。

 ちなみに、今年からサウジアラビアのコースもこのイベントに参加。サウジアラビアでは先頃、乗用車の女性の運転が始めて認められるようになったばかり。これからは「ゴルフに連れてって」ではなく「ゴルフに行こう」が、サウジ女性ゴルファーの合言葉になるかも?

 
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