雰囲気変わった?有村智恵お待たせ6年ぶりV
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2018/08/07号
2018/07/30更新

雰囲気変わった?
有村智恵お待たせ6年ぶりV

 サマンサタバサレディースで約6年ぶりに勝利を挙げた有村智恵。優勝インタビューで感極まる姿にもらい泣きしながら、昔の"カワイイ"雰囲気からちょっと変わった? と思ったファンもいたかもしれない。

ニューイメージは"ツヨカッコイイ"!?

 有村自身が30歳と年齢的に“オトナ"になったのはもちろんだが、ウェアのイメージによるところもありそうだ。有村は2年前からニューバランスゴルフのシューズを、その後ウェアを着用。同ブランドのスポーティなかっこよさが、以前のカワイイ系のウェアの有村とのギャップを生んでいる。スニーカーでは世界中に熱狂的なファンの多いニューバランスだが、ゴルフウェアのイメージはそれほど……という人もいるかもしれない。というのも日本デビューは約1年半前。シューズから人気に火がついてきたところに、有村の復活Vが重なった。しかも最終日は胸に「new balance」のロゴがドーンと入ったデザインの赤いポロシャツ。目立たぬはずはない。

 実はサマンサ終了の翌日、プレミアムアウトレット酒々井のニューバランスゴルフのファクトリーストアではオープンを記念し、パターゴルフなどのイベントが開催されていたのだが、お客のなかには「昨日、サマンサを見ました」という人もいたというから、早速“有村効果"があった模様。

 ちなみに、サマンサで有村と優勝を争ったのは青木瀬令奈だが、実は青木もニューバランスゴルフ契約。二重の活躍にメーカーも大盛り上がりしたという。

 米ツアー挑戦で苦戦が続き「心が死んでいた」とその心情を吐露した有村。3年前からはアメリカ人コーチに師事し、今季は17試合中予選落ちが6回あるが、優勝を含めトップ20入りも5回と上昇の兆しはある。挫折を経験した“オトナ有村"が、20歳前後の若手が席巻する女子ツアーをかき乱すような活躍をしてほしい。

 
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