"日本一のエージシューター"として、本誌で何度も紹介した熊本県のスーパー翁・植杉乾蔵さん(94)が、またまた新記録樹立?
チェリーゴルフ人吉コースのクラブ主催コンペで通算6回目のホールインワンを達成。保険会社も「94歳のホールインワンなんて聞いたことない」と驚いているという。達成したのは4月3日。同コース12番ホール105ヤードを5Wで放り込んだ。「以前なら9Iで届く距離。すっかり飛ばなくなりました」と本人はホールインワン達成よりも、飛距離が落ちたことを嘆くが、じつは植杉さん、昨年8月、お墓参りの途中で石段の上から転落してきた人と接触、骨盤の腸骨を骨折し、入院する災難に遭っていた。
「担当医は手術を勧めたけど、知り合いの外科医が、手術をすると回復に時間がかかる。植杉さんはゴルフをしているのでお尻の筋肉が十分あるから大丈夫と言って、手術をせずに骨がつながるのを待ったのです」(千枝子夫人)。結果、50日間の入院、リハビリをして11月28日にはラウンド再開。その後も週2回程度のラウンドを続けてきたが、エージシュートは入院前の1469回で止まったままだった。ところが、この取材を終えた翌17日に電話があり「出たよ。ほぼ11カ月ぶりにエージシュートが出た。球磨CCで47・46の93。通算1470回目。入院して足の筋肉が落ち、ドライバーが飛ばなくなったけど、これでまたやる気が出てきました」(乾蔵さん)。
ともあれ、猛暑日が続く今夏も「家にいるよりゴルフ場の風に当たっているほうが涼しい」と相変わらずの"スーパー"っぷり。通算1500回の声が聞けるのも、そう遠くはなさそうだ。
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