ガキじゃないんだから……デシャンボー負けてプイッ
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2018/08/21-28号
2018/08/13更新

ガキじゃないんだから……
デシャンボー負けてプイッ

 いまやゴルフ界きってのお騒がせ男となったブライソン・デシャンボーがまたも炎上騒動を起こしていた。

 ポルシェヨーロピアンオープンでのこと。デシャンボーは3日目を終え首位タイと優勝に手が届く位置にいたのだが、最終日肝心の上がり4ホールで2ボギー、1トリプルボギー。スコアを5つ落として13位タイに沈んだ。

 勝ったのは同じ最終組で回ったイングランドのリチャード・マケボイ。デシャンボーが2度池につかまりトリを叩いた18番で6メートルのパットを沈め、39歳の苦労人が念願のツアー初優勝を挙げた。ところが自身の終盤のプレーに頭に血が上ったデシャンボーは"驚くほど短い握手"を交わすと、さっさとグリーンに背を向け去ってしまったのだ。この振る舞いにソーシャルメディアが敏感に反応。

 「なにあの態度?」「勝者に対して失礼」「ミケルソンやノーマンだって最終日に崩れて負けたとしても、もっと心がこもった握手で勝者を讃えたもの」と大炎上。同僚プロのエディ・ペパレルも「品性に欠ける。ひどいと言わざるを得ない」とツイート。

 本人もさすがに悪いと思ったのかその後インスタグラムでマケボイに謝罪。大会やスポンサーへの謝意を示したあと「18番でそっけない態度をとってしまったことをリチャード・マケボイとファンに謝ります。彼は素晴らしいチャンピオン。(決勝ラウンドの)2日間一緒にプレーできて楽しかった」

 USGAにルール違反を指摘され態度を硬化させたと思ったら一転謝罪したりの"不可思議な"言動でも知られるデシャンボー。つい先日も試合中のコンパス使用禁止をツアーから言い渡されたばかり。"マッドサイエンティスト"の異名ですでにツアー2勝を挙げているが、今後の言動いかんでは"ゴルフ界のお騒がせ男"に肩書きが変わる?

  
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