週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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歳じゃないよ！スネデカーが「50台」突入。
フューリックは２回経験あり

　　ブラント・スネデカーが、松山英樹と同組だったウィンダム選手権初日に「59 」（パー70）をマークした。

　出だしをボギーでスタートしながら、残り17ホールで１イーグル10バーディ（！）を決めたスネデカー。米ツアーでは９人目の50台達成者となった。

　50台が初めて記録されたのが77年。メンフィスクラシック（パー72）でアル・ガイバーガーが１イーグル11バーディの59で回った。66年の全米プロ覇者でもあるガイバーガーだが、その偉業をたたえ「ミスター59」と呼ばれた。

　その後、91年にラスベガス招待（パー72）でチップ・ベックが13バーディの59。99年にもボブ・ホープクライスラークラシック（パー72）でデビッド・デュバルが１イーグル11バーディの59で回る。

　10年代に入ると50台が急増。10年にはジョンディアクラシック（パー71 ）でポール・ゴイドスが12バーディ、グリーンブライヤークラシック（パー70）でもスチュアート・アップルビーが１イーグル９バーディの59をマークした。

　13年にはジム・フューリックがＢＭＷ選手権（パー71）で１イーグル11バーディ１ボギーの59。ボギーを叩きながら50台を出したのはフューリックが初めてだ。

　フューリックはその３年後にもまた快挙を達成する。トラベラーズ選手権（パー70）を１イーグル10バーディの58でラウンド。10年の中日クラウンズ（パー70）で石川遼が12バーディを奪い、世界６大ツアー（米国、欧州、豪州、南アフリカ、アジア、日本）の18ホール世界最少ストローク新記録を樹立した58に並んだのだ。

　昨年もソニー・オープン（パー70）でジャスティン・トーマスが２イーグル８バーディ１ボギーの59。最終ホールでイーグルパットを沈めて60のカベを破った。

　同年のキャリアビルダー・チャレンジ（パー72）でもアダム・ハドウィンが13バーディの59を記録。パー72 のコースでは実に18年ぶりの達成だった。

　　
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