週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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タイガーとミケルソン10億円マッチ
本人同士の舌戦も開始！

　　タイガー・ウッズとフィル・ミケルソンがマッチプレーで対決、勝者が９００万ドル（約10億円）を総取りする“世紀のマッチ＂が11月23日に開催されるのをご存知の向きは多いだろうが、さまざまな続報が伝わってきている。

　舞台はラスベガスのシャドークリークＧＣ。収穫祭（サンクスギビングデー）の金曜日に長年のライバルである42歳のタイガーと48歳のミケルソンが10億円を懸け真剣勝負を繰り広げる。

　その理由をミケルソンは「オフシーズンにプライムタイムでゴルフの存在をアピールしたい。いままで見たことも聞いたこともないようなゲームをお見せすることができると思う」。一方のタイガーも「ゴルフをまったく別の角度で見せるという意味でもすごく楽しいイベントになるだろう」と自信をのぞかせた。

　ＳＮＳ音痴（失礼）だったミケルソンは今回のイベントを機にツイッターを開設。ミケルソンが「君がこれまで稼いできた９００万ドルのなかで今回が一番ラクに稼げるんじゃない」と＂褒め殺し＂作戦に出れば、タイガーが「君はまたまた勝利の美酒にでも酔うつもり？」と、即反応。「タイガーにいつも負けてばかりだった」というミケルソンはブックメーカーのオッズでも劣勢。だがここで一気にリベンジを目論む。「ライダーカップまではチームメートだから本格的な舌戦は10月１日に解禁することにするよ」と笑顔で語った。

　放映は地上波ではなくターナーズＢ／Ｒのペイ・パー・ビュー（有料コンテンツ）。金額はまだ設定されていないが「ボクシングも格闘技も、興味のあるコンテンツには皆お金を払う。これまでとは全く違った試みを見逃すわけにいかないでしょう」とタイガー。

　形式としては18ホールのマッチプレーだがドラコン、ニアピン、ロンゲストパットなど各賞も設けられるという。「タイガーと自分、キャディもマイクをつけて生の声が聞けるようにするから臨場感たっぷりのマッチになる」とミケルソン。果たしてゴルフ界初10億円マッチの行方は？

　　
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