9Hにする、安くする、ウェアをかわいく。ゴルフを面白くする米での提言
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2018/09/18号
2018/09/04更新

9Hにする、安くする、ウェアをかわいく。
ゴルフを面白くする米での提言

  アメリカのゴルフ専門サイトがゴルフ好きの有名人に「なにを変えたらゴルフがもっと面白くなるか?」というインタビューを敢行。さて、どんな提言が飛び出したかというと……?

 有名人といってもプロスケートボーダーや音楽プロデューサー、ドラコン女王など、日本での知名度はほとんどない人ばかりではあるのだが……。さまざまな提言が飛び出すなか、もっとも多かった回答トップ3は「プレーのスピードアップ」「18ホール以外の選択肢を」「ウェアの改善」だった。

 ソングライターのティム・アンダーソンは「ペースオブプレーに尽きるね。もっとスピードアップすれば、よりゴルフを楽しめると思うよ」。インタビューに応じた人のほぼ3分の1が「スロープレーがゴルフをつまらなくしている」と答えている。

 さらに「ゴルフはお金がかかる、時間がかかる、おじさんのスポーツって世間は思っている。その誤解を解くためにももっと選択肢を広げないと」というのはニッキー・ボンデュラー氏(ゴルフマーケティング専門家)。「きっちり18ホールやらなくても、9ホールにすれば皆が周りやすいし敷居が低くなるわ」とも。「18ホール回らなきゃならない意味がわからない。最近はいつも9ホール」という愛好家の声も出た。

 そしてウェアに関しては、男女ともに辛口の意見が目立った。「有名デザイナーを雇ってクールなウェアをつくらせるのがいいんじゃない」(実業家)。「もっと可愛いウェアがあれば女性ゴルファーが増えるはずよ」「ドレスコードを変えてほしい。テニスみたいにTシャツもオーケーにしたら?」と、とくに女性陣が力説するなか、プロスケートボーダーのサル・バービア氏は「ゴルフシューズに革命を起こしたい。なんたってダサすぎるからね」と真顔で訴えた。

 そのほか「白人のホワイトカラーだけじゃなく、もっとマイノリティに門戸を開くべき」「単純にお金がかかりすぎる。もっとプレーフィを安くして」という意見も。

 さて、あなたならゴルフのどこを変える?

  
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