全国で7月のゴルフ場入場者が昨年比で15%減少していることが判明した。
41都道府県187コースののべ入場者数は383万人だったが、28都道府県で2ケタ減少。7月までの累計では1187コースで前年同期比4・54%減という厳しい数字だった。
地区ごとの実績をみると、北海道が8・29%減。以下東北2・75%減。栃木県、11・71%減。東京都、11・42%減。山梨県、13・38%減。中部地区13・51%減。関西地区、20・03%減。九州地区、11・29%減と軒並み減だが、唯一増加が青森県で、前年に比べ219人増、前年比0・58%増の数字が光る。
これほどの苦境の原因は?「まずは酷暑です。それに中部以西は豪雨。北海道は長雨にたたられました。また酷暑も追い打ちして団塊世代のゴルフ離れが顕在化してきたと思います。若い世代の参入は少ないし、その世代はサッカーワールドカップに夢中でしたでしょうしね」(ゴルフ場運営コンサルタント・石井米二郎氏)
散々たる状況だが、たった1県だけ増だった青森県はというと──。
「東北のなかでは青森県だけは酷暑から逃れられたと思います。8月の入場者数も他の東北県は軒並み7月以上のダウンですが、青森県だけは昨年並みに推移していますから」(東北ゴルフ連盟・後藤博城氏)
シーズンインに向けて、ゴルファーよ、カムバック!
(資料提供/ゴルフ特信)
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