深くやすらかな眠りに導く方法をあらゆる観点から解析し紹介するアメリカのウェブサイトがこのほど"不眠症にきく"スポーツに関するアンケートを実施。ゴルフがダントツの1位に輝いた。
「ゴルフが不眠症にきく」というと、多くの人がプレーした後の心地よい疲れから安らかな眠りにつけるという話だと思うだろう。だが、このアンケートは自分がスポーツをしたことによる不眠解消ではなく、スポーツ観戦によってもたらされる眠りについて。つまりゴルフは見ていて「もっとも眠くなるスポーツ」という評価を受けてしまったのだ。
サイトが世論調査機関に依頼し、およそ1万人のアメリカ人に行ったアンケートによるとゴルフが全体の49 %の得票率で1位。2位は13 %のクリケット、3位に8%で野球とサッカーが続いた。
それにしてもゴルフを観戦すると不眠症が解消されるとはどういうことなのか? サイトの分析によると「ゴルフ中継ではほとんどの場面で誰もボールを打たない。もちろんショットは放たれるが、その行方がよく見えない。選手やルールに精通していない限り、なにが起きているかよくわからない。こういうシーンを見ていると自然にまぶたが重くなって眠りが訪れるのだ」というから喜ぶべきか悲しむべきか。
週末にお父さんがテレビでゴルフを見ながらソファーで眠ってしまい子どもたちが不満に思うあの現象はゴルフというスポーツの特性だったのか。
不眠症解消に効果があるというと良いイメージだが、実は"退屈で眠くなるスポーツ"という意味合いだったとは……。
ちなみに、今回のランキング1位、2位のゴルフとクリケット。クリケットは日本ではあまりなじみがないが、英国やオーストラリア、インドなどで熱狂的なファンのいるスポーツ。なんと1試合5日間かかることもあるというから、ゴルフとの共通点はズバリ"長ーい"こと?
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