アメリカ人記者が日本のゴルフコースでプレーした印象を記したレポートが米サイトに掲載された。
基本は"有名コース"の感想ですが……(写真は川奈ホテルGC)
タイトルは「なぜ日本は、世界でもっとも過小評価されているゴルフ旅行の目的地の一つなのか?」。記者は我孫子GC、横浜CC、川奈ホテルGC、大箱根CCをプレーしたという。
観光立国を目指す昨今の日本では、ゴルフコースも観光資源のひとつ。インバウンドのゴルフ観光を増やそうという動きも見られるが、日本でゴルフをしている外国人といえば、アジア人がほとんどで、確かに欧米のゴルファーの姿を見かけることは少ない。この記事によれば、日本を訪れる北米からの旅行者は年間160万人。しかし「たとえばニュージーランドでは、国外からの旅行者の2~3%がゴルフをするのに対して、日本ではアメリカ人旅行者の2000人に一人しかゴルフをしていない」というのだ。
記事は、横浜CCの禅ガーデン(石庭)の話から始まって、ロッカールームでの着替えやクラブハウスの風呂や温泉に驚かされたり、1ホールに二つあるグリーンが、近年改造されて一つになっている話や会員制クラブでも外国人(ビジター)がプレーでき、プレー料金が安くなっているうえ、外国人の免税枠が広がり、旅行者が歓迎されていることなどが紹介されている。なにより、食事がおいしく、素晴らしいコースが数多くあることに驚かされたようだ。
実際、この記者がラウンドしているのは有名コースばかりで、これが日本の典型的なゴルフだとは言い難い部分もあるのだが、わざわざ外国から来るゴルファーにすれば、「良いコースで回りたい!」と思うのは当然のこと。こうした記事がもっと紹介されれば、欧米からゴルフを目的にした観光客も増えるのかも?
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