ミラクルマンだ!生きてて良かった!タイガー復活に世界中が大興奮
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2018/10/16号
2018/10/19更新

ミラクルマンだ!生きてて良かった!
タイガー復活に世界中が大興奮

  タイガー・ウッズが5年ぶりの勝利。大復活劇に世界中が大興奮だ。米メディアや選手たちの反応を総まとめしてみると……。

 スポーツ専門チャンネル「ESPN」の電子版は「スポーツ界最高のカムバック」と報じ、ボクシングのジョージ・フォアマンが45歳で王座に返り咲いた例を出し、どん底から頂点に返り咲いたタイガーの快挙を大々的に伝えた。

 全国紙「USA TODAY」は「この勝利は終わりでなく新しい始まり」とした上で「メジャー15勝目は遠くない」と力説。「アンチタイガーでも、この快挙に畏怖を抱いただろう」と見出しを打ったのはニューヨークポスト紙。トランプ大統領も「興奮した」とツイート。

 選手の反響もすごかった。レジェンド、ジャック・ニクラスは自身のインスタで80勝目を讃え「これまでで一番良いスウィング。勝ち方を思い出してくれた。キミは僕の誇りだ」。

 「タイガーはミラクルマン」と絶賛したのはゲーリー・プレーヤー。辛口で知られるゴルフコメンテーターのブランデル・シャンブリーは「まるで上質なフィクションを見ているようだった」と感慨深げ。

 最終日、一緒に回ったローリー・マキロイは「18番、あの興奮のなか一緒に歩けたのはクールな体験だった」。大会初日同組で回りそのプレーに圧倒され「タイガー、ゴルフうまいな」とつぶやいていたトミー・フリートウッドは「史上最高の復活劇の証人になれた。生きててよかった」。

 「ゴルフ界にとって最高の日。あの18番の熱狂。誰にも真似できない。少なくとも去年の自分(年間王者)とショーフリー(ツアー選手権優勝)は遠く及ばなかった(涙)」と自嘲的な祝福を綴ったのはジャスティン・トーマス。

 「困難を乗り越えて頂点に還ってきてくれた。ゴルフは本当に素晴らしい」(ビリー・ホーシェル)。「タイガー、ありがとう。ゴルフ界の誰もが君に感謝している」(ブラント・スネデカー)。

 復活に至るプロセス、たゆまぬ努力。それを知っているからこそ若手はタイガーをこんなにも慕っている。さあ、タイガー劇場第2章の始まりだ。

  
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