女性ゴルファーを増やそうと世界中でさまざまな振興策がとられているが、アメリカでまた新たな全国レベルのプロジェクト「#インバイト ハー」がスタートした。
LPGAのアマチュアゴルフアソシエーションのエグゼクティブディレクターでアメリカのほとんどすべてのゴルフ団体からなる組織「WeAre Golf」の女性部門のトップであるジェーン・ゲディス氏は「女性たちはゴルフに誘われたがっています。彼女たちに全国1万5000のゴルフ施設でのチャンスを与えることが、私たちの義務。女性たちがより快適に感じるような環境を作ろうとしています」と語る。
プロジェクトの内容は、フェイスブックやツイッター、インスタグラムなどSNSを通じて、女性にゴルフの招待状を送るというもの。一緒にゴルフをしたいというゴルファーが、個人的に女性に招待状を送っても良いし、初めてゴルフをする女性には無料のレッスンや近くのゴルフコースの招待状を送ったりするのだ。
アメリカのゴルフ人口は約2400万人で、このうちの24%が女性という。その一方、「アメリカには3500万人の『ゴルフをしてみたい』というゴルフへの潜在需要があり、さらに昨年ゴルフを始めた240万人の35%が女性で『#インバイト ハー』プロジェクトは、この数字をさらに増加させる正しい方向への大きな一歩だと自信を持っています」とは、ワールドゴルフファウンデーションのスティーブ・モナCEO。
なんとなくゴルフに興味があるというくらいの女性も“招待"されれば「行ってみようか」と思うかも。学生のクラブや同好会では、一人女性を入会させれば(おまけとして?)男性もついて来ると言われるだけに、やはり今後のゴルフ界、キーは女性なのかも。
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