主将批判に大喧嘩も?ライダー杯後の米チームがタイヘンだ
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 2018/10/16号
2018/11/01更新

主将批判に大喧嘩も?
ライダー杯後の米チームがタイヘンだ

  欧州圧勝に終わったライダーカップ。宴のあとに聞こえてくる米チームの不協和音。勝っていればこうはならなかったはずだが……

 発端は3日にフランスのスポーツ紙に掲載された記事。渡仏した際のチャーター機でダスティン・ジョンソン(D・J)とブルックス・ケプカが喧嘩をし、主将のジム・フューリックが止めに入る事態に。さらに大会後には欧チームのパーティ会場で再び2人がつかみ合いの喧嘩をしたと報じられたのだ。喧嘩の原因は不明とされたが「チームの空気は最悪だった」とするスタッフ証言まで。

 また過去のライダーカップとプレジデンツカップでコンビを組み8勝1敗3分の好成績を残してきたパトリック・リードとジョーダン・スピースに関しても確執が。リードが大会後ニューヨークタイムズのインタビューで「ジョーダンはオレとペアを組みたくなかったんだ。目も合わせない」と逆恨み。別のメディアには「スピースは最低のヤツ」と切り捨てた。さらに、リードがコンビを組んだのはタイガーだったが「タイガーは自分のファーストチョイスじゃない。セカンドチョイス」とまで言い出す始末。さらには、リードの妻や妻の母までSNSでの“舌戦"に参戦。義母にいたっては「誰があんなキャプテンを必要としているの」と、キャプテン批判まで始めてしまった。

 一方、D・J、ケプカの喧嘩に関しては新展開が。ライダーカップ後、欧州ツアーに参戦したケプカが会見で「ワケがわからない。喧嘩はしていないし普段からトレーニングを一緒にする親友なんだ。彼のことは大好きだし昨日も電話で話したよ」と完全否定。「マスコミは米チームが負けた原因をフェイクしたがっている。でも原因は喧嘩じゃない。チームのムードは完璧だった。負けたのは単にわれわれが良いプレーができなかったから」。喧嘩騒動は“フェイクニュース"? ただ、リードの発言はリアルだ。

  
【関連記事】こちらも注目です!
2018/09/26 メンバー決定!ライダー杯が最高に面白そう
2018/10/26 これはサッカーの試合!?大熱狂、ライダー杯の応援

一覧へ戻る


バックナンバー

最新号はこちら

週刊ゴルフダイジェスト最新号

アクセスランキング

  • 月刊GD
  • チョイス
  • みんなのゴルフダイジェスト