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週刊ゴルフダイジェスト 2018/11/20号

2018/11/13更新

やっぱコルダ家最強だわ。
妹・ネリーもついに戴冠

米女子ツアー５勝のジェシカ・コルダの妹ネリー・コルダがスウィンギングスカート選手権で初Ｖ。米女子ツアー史上３組目の姉妹優勝を達成した。

　昨年のデビュー以来、いつ勝ってもおかしくないと思われていたネリーが遂に戴冠。

　「言葉にならないわ。子どもの頃からの夢が叶ったんですから。なにより姉が私以上に喜んでくれたことがうれしかった」といって大粒の涙をこぼした20歳のネリー。

　姉ジェシカはその試合に出ておらずフロリダで妹の勝利を見届けた直後、フェースタイムで祝福のメッセージ。「あなたは自慢の妹よ」といって本人以上に泣き崩れた姉に対し「ジェシカが支えてくれたおかげでここまで来られました」とネリーも涙、涙。

　米女子ツアーでの姉妹優勝はアニカとシャーロッタのソレンスタム姉妹、モリヤとアリヤのジュタヌガン姉妹に続き史上３組目。ちなみに日本は最近姉妹で活躍する選手が多いが（菊地姉妹、堀姉妹、松森姉妹など）姉妹揃って試合で優勝しているのは晃子と浩子の福嶋姉妹のみだ。

　ところでコルダ家は知る人ぞ知るアスリート一家。父・ペトルさんは元世界ランク２位のプロテニスプレーヤーで妻レギナさんもプロテニス選手。そして25歳のジェシカはすでにツアー５勝を挙げ、アメリカ勢のエース的存在。さらに弟セバスチャンはテニスのジュニアランク世界１位。

　ゴルフ界にはＢ・ケプカやＴ・フィナウのように親戚が元メジャーリーガーだったりバスケットボールの有名選手だったりする者もいるが、一家全員がトップアスリートというのは珍しい。“コルダ家最強説＂も頷ける。

　しかも二人は１７０センチを超えるモデル並みのスタイルを誇る美人姉妹。

　前号でもお伝えしたとおり、アジア勢が席巻する女子ツアーで今季は地元アメリカの若手が活躍し、すでに８人の優勝者が誕生している。美人姉妹がトップを引っ張れば、ますます話題になりそうだ。