1761年創立で、世界で4番目に古い「ブランツフィールド・リンクス・ゴルフィングソサエティ」(スコットランド)が女性の入会を認めることになった。
同クラブのキャプテン、マイク・スミス氏は「大多数のサポートで女性をメンバーに迎えることになりました。これは歴史的な出来事であり、今後の私たちの立場、地位を確実にするものです」と語る。
実際、投票に参加したメンバーの83・7%が女性の入会に賛成したということだから、圧倒的多数が支持しての“門戸開放"となっている。
今年の初め、1780年創立のロイヤルアバディーンが「単一性のクラブは姿を消しつつあり、私たちも時代遅れになりたくなかった」(ディレクター、ロニー・マッカスキル氏)と女性への門戸開放をしている。過去5年間で、世界で2番目に古い1744年創立のオナラブルカンパニー・オブ・エジンバラ・ゴルファーズ、3番目に古い1754年創立のR&Aアット・セントアンドリュースが、女性入会を認めていることで、世界で最も古いとされるゴルフクラブのトップ10のうち、男性だけのクラブは、1735年創立で世界最古と言われるロイヤルバーゲス・ゴルフィングソサエティと10番目とされる1787年のグラスゴー・ゴルフクラブの2カ所になった。グラスゴーでは、ブランツフィールドと同様のプロセスを踏んで、ここ1~2年のうちには、女性の入会を認めることになるという予想もある。ロイヤルバーゲスでは2013年にメンバーの約3分の2が反対して、女性の入会を認めなかったが、再度の投票の動きもあるという。時代の流れは、着実に女性への門戸開放に向かっているということのようだ。
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