LA山火事被害広がる。名コースシャーウッドも危ない!
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2018/12/04号
2018/11/27更新

LA山火事被害広がる。
名コースシャーウッドも危ない!

 米カリフォルニアで猛威をふるう山火事。とくにLAではゴルフコースへの被害が懸念される事態だ。

 先月末に開催された米シニアツアーの会場ともなったシャーウッドCCもそのひとつ。 山火事の通り道に当たるとのことで、同CCのあるサウザントオークス地区にも避難勧告が再度出されるようだ。

 かつては、タイガー・ウッズがホストのワールドチャレンジも開催されていた名コースで、ジャスティン・ティンバーレイクやウィル・スミス、メル・ギブソンなどセレブのメンバーも多い。ほかにも山火事の被害を受けたゴルフコースは少なくないのだが、シャーウッドは知名度が高い上、この地区ではバーでの銃乱射事件があったばかりとあって話題になっている。

 一般にゴルフコースは、フェアウェイにはスプリンクラーもあり、防火帯にもなるともいわれている。しかし、数年前に同じ南部カリフォルニアではラフに打ち込んだゴルファーのスウィングしたクラブが石に当たり、そこから火花が出て、火事につながったという話もある。この時期のカリフォルニアは非常に乾燥している上、乾いた風が吹き、山火事が発生しやすい状態にあるのだ。

 これに対し、PGAオブアメリカが「天災用基金」を適用し、ゴルフ場関係者に義援金を送る用意を進めていることが伝えられ、賛辞の声が上がった。

 一方、トランプ大統領は自身のLAのコースには被害がなかったからか「森林管理がなっていない。適切な管理が行われていれば、こんなになることはなかった。国の予算はもう使わない」などとツイートして、またもちっとも笑えない〝炎上〟となった。

  

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