ホントに!?イギリスのゴルファーの約20%が「パー」の意味を知らないってさ
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 2018/12/04号
2018/11/27更新

ホントに!?イギリスのゴルファーの
約20%が「パー」の意味を知らないってさ

 イギリスのオンラインゴルフショップが686人のゴルフファンを対象に、ゴルフ用語の知名度に関するアンケートを実施。これがちょっと面白い結果に……。

 さまざまなゴルフ用語を挙げ「このワードを説明できますか?」という質問をぶつけたアンケートで、80%以上のファンが「知らない」と答えたのは「テキサスウェッジ」「フロッグヘアー」「アフレイド・オブ・ザ・ダーク」で、この3つが知名度ワースト3。

 テキサスウェッジは、グリーン外からパターで打つこと。テキサス出身のベン・ホーガンによって広まったとされるワードだ。フロッグヘアーというのは、グリーン周りのフリンジがほとんど刈られている状態のこと。最後のアフレイド・オブ・ザ・ダークというのは「ボールがカップの中に入りたがらない」という英語表現だから、日本人ゴルファーが知らないのは当たり前と言えば当たり前。

 また、59%が「知らない」と答えた「サンドバッギング」というのは、普段の実力以上の成績で試合に優勝することという意味。こちらも、日本ではなじみの薄い表現だ。

 逆に、「知っている」という答えが多かったのは「パー」「ボギー」「ダブルボギー」の3つ。「正確に定義できるか?」という質問の仕方だったので躊躇した人もいたのかもしれないが、パーの意味を「知っている」と答えたのは82%。つまり、残りの18%はパーを「知らない」というのだ……。

 「スライス」「シャンク」「ドッグレッグ」など、おなじみのワードも50%台の知名度。40%以上がスライスやドッグレッグの意味も知らないということになるとは。

 ゴルフ用語を知らなくても、ゴルフはプレーできるし、〝ゴルフの本場イギリス〟といってもゴルフ用語の多くは、テキサスウェッジの例のようにアメリカで発達してきたからかもしれないが、それにしてもちょっと驚き。イギリスのゴルファーは、耳学問より、実践派ということなのか?

  

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