女子ツアー最終戦のリコーカップは、ペ・ヒギョンとのプレーオフの末にシン・ジエが勝利。また、賞金女王は今季5勝を挙げ約1億8078万円を獲得したアン・ソンジュで、今年も韓国旋風が吹き荒れた形だ。
賞金女王はアン・ソンジュ(写真下)、最終戦覇者はシン・ジエ(写真上)
この結果には韓国メディアも大喜びだ。経済紙「アジア経済」は「アン・ソンジュとシン・ジエ“双璧"……韓国勢が日本ツアーで15勝」と見出しを打ち「開幕戦の『ダイキンオーキッドレディス』をイ・ミニョンが制したのを皮切りに、韓国選手6人が15勝を“合作"した。まさに韓国勢が日本ツアーを支配する格好だ」と報じている。また全国紙「東亜日報」は、2006年に揃って韓国ツアーでプロデビューしたシン・ジエとアン・ソンジュのライバル関係に着目し「“仲良く12年"……日本のグリーンも一緒に制す」と特集を組んだ。
特に史上初となるメジャー大会3勝を挙げたシン・ジエの快挙を取り上げるメディアは多い。「30歳のシン・ジエ、日本のメジャー大会3冠王……第2の全盛期」(国営放送局「KBS」)、「シン・ジエが日本で大記録を樹立した」(経済紙「ファイナンシャルニュース」)などで、ゴルフメディア「ゴルフ韓国」などは、「韓国女子ゴルフ“黄金世代"の代表格であるシン・ジエが日本のメジャー大会で3勝を挙げる前代未聞の事故(サプライズ)を起こした」と伝えている。すでに来季の日本ツアーに目を向けるメディアもあり、今年の女子ツアーのQTを受験した30人に期待すると伝えるニュースまで。
上記記事にもあるとおり、韓国勢は男子ツアーでもチェ・ホソンがカシオワールドで勝利。「韓国兄妹がタイトル独占……日本のグリーンには日本がない」(一般紙『ソウル新聞』)と皮肉るメディアも……。
さて、来年はどうなる?
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