週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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メラニア発？
ニクラスとのラウンドでイメージアップ作戦

　感謝祭の休暇中、トランプ大統領はやはりゴルフに余念がなかった。なんと、ジャック・ニクラスらとプレーしていたようだ。こちらも何気に”世紀のマッチ”!?

　11月20日にフロリダ入りしたトランプ氏は、翌日の水曜日にニクラスと息子でプロゴルファーのゲーリー・ニクラス、孫のＧＴ・ニクラスと「クイック・ラウンドした」と、ホワイトハウスの報道官が伝えた。

　トランプ大統領はフロリダのパームビーチにある別荘、マー・ア・ラゴに滞在中には、ダスティン・ジョンソンやタイガー・ウッズなどともプレーするが、それが報じられることは非常にまれ。実は、今回ニクラスとのラウンドを伝えたステファニー・グリスハ「なぜ？」と深ム氏は大統領ではなくメラニア夫人の報道官で、普段は大統領の行動などを伝えることはほとんどない。それだけに読みもしたくなるのだが……。

　しかしながら、大統領が日常的に「嘘っぱちニュースメディア」と酷評する新聞各社などは「トランプとニクラスがゴルフをした」と簡単に伝えたのみ。

　中間選挙後、ＣＮＮの記者の入館証取り上げ事件から始まり、娘のイバンカ・トランプ氏が私的メールアドレスを使って公の仕事をしたと報じられるなど、相変わらず何かと騒がしい大統領近辺。大統領が自慢していたダウ平均株価も、年頭の水準を大きく下回ってしまっていることから「明るいニュースが必要」と大御所・ニクラスを引っ張り出したのかもしれない。

　感謝祭の木曜日と翌日のブラックフライデーは、80兆円を超えると言われるアメリカ最大の消費が期待されるウイークだ。それだけにファーストレディの報道官が、ゴルフがらみの消費を促そうとニュースを伝えたのかも？

　　
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