イタリア勢として初のメジャーチャンピオンに輝いたフランチェスコ・モリナリが各賞を総なめにしている。
おめでとう、モリナリ!
タイガー・ウッズを退け、カーヌスティでの全英オープンを制覇したモリナリ。その勢いのまま欧州のフラッグシップトーナメントBMW PGAチャンピオンシップに勝ちレーストゥドバイ(年間王者)のナンバー1にも輝いた。
さらにライダーカップでも無敗の5連勝と破竹の勢いでプレーヤーオブザイヤー(年間最優秀選手)に選ばれたと思ったら、今度はヒルトンゴルファーオブザイヤー、ゴルフライタートロフィを立て続けに受賞した。
「身に余る光栄。どの賞もこれまで偉大なプレーヤーたちが受け継いできたもの。彼らの仲間入りができてうれしい。特別な1年を象徴する出来事で、自分にとっては大きな意味がある」(モリナリ)
「イタリア人として初めてメジャーに勝てたのは最高だったし、年間王者になれたこと、ライダーカップで戦えたことも想像以上に素晴らしい体験だった。これからの人生は今年のことを思い出して励みにしたい」
プロゴルファーに浮き沈みはつきもの。だからこそ心の拠りどころが必要なのだが36歳のモリナリは18年に打ち立てたさまざな実績を勲章に変えて戦っていくという。
欧州ツアーのキース・ペリーCEOは「モリナリはゴルファーとして一流というだけでなく、人間としても素晴らしい。我々ゴルフ界の貴重な伝道師としてお手本になってくれている」と受賞を讃えた。
地味だがいぶし銀の技を持つイタリアの星。モリナリの今後に注目だ。
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