経済誌フォーブスが2018年版『米国でもっとも裕福なセレブリティ』を発表。タイガー・ウッズがトップ10入りを果たした。
タイガーの総資産額は8億ドル(約900億円)でジェームズ・パターソン(作家)と並び9位タイ。昨年の圏外からトップ10に飛び込んだ。
2018年は、腰痛を克服しツアー選手権で5年ぶりにツアー通算80勝を挙げるなど賞金だけで544万ドル強(約6億円)を稼ぎ、復活イヤーとなったタイガー。資産総額も2017年から5000万ドル上積み。しかし収入の大半は賞金ではなくナイキ、テーラーメイド、モンスターエナジーなどのスポンサー契約料やコース設計ビジネスによるものだった。
1996年のプロ転向以来タイガーは総額15億ドル(約1120億円/インフレ率を考慮すると2000億円)を稼いでおり生涯獲得賞金は1億1600万ドル(約130億円)。
フォーブスといえば、世界でもっとも稼ぐアスリートランキングでタイガーは2002年から10年連続で1位の座を死守。しかし13年に1位に返り咲いて以来その座をクリスティアーノ・ロナウドやボクシングのフロイド・メイウェザーに譲っていた。
ここ2、3年は本人いわく「ゴルフらしいゴルフができず引退も頭をよぎった」と2018年の同ランキングでは16位まで後退していた。それでも資産を着々と増やし、今回発表されたセレブリティランキングで現役スポーツ選手としては唯一のランクイン。メジャー獲りが期待される今年はさらなる資産アップが見込まれそうだ。
ちなみに1位のジョージ・ルーカス(映画監督)の資産は54億ドル(約6000億円)とずば抜けているが、その大半は2012年に『ルーカスフィルム』をウォルト・ディズニーに売却したことによる。売却価格は41億ドル。
アスリートランキングは世界のアスリートが対象だが、セレブリティランキングは米国籍を持ち、名声を得て富を築いた人物が選考対象だ。
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