タイガー・ウッズとフィル・ミケルソンがサシで勝負し勝ったほうが10億円を総取りする「ザ・マッチ」。どうやら今年のマッチの再戦が決まったようだ。
「タイガーとミケルソンが(ザ・マッチ出場に関する)3年契約にサインした」というスクープを報じたのは米ゴルフダイジェスト誌。“1度限り"の触れ込みで昨年11月23日に開催されたが、契約延長で再び今年、さらには東京オリンピックイヤーの20年もスーパースターの競演が見られる。
昨年、ラスベガスのシャドークリークGCを舞台に行われた同マッチは22ホール目までもつれミケルソンが勝利。「これまでタイガーには痛い思いをさせられてきたからこの1勝には大きな意味がある。そこら中で自慢する」と48歳は興奮したが、内容的にはピリッとせず「世紀の凡戦」と揶揄する声も上がった。
当初は視聴者から19ドル99セントを徴収するゴルフ界初のペイ・パー・ビューイベントと話題になったが、放送開始直後に回線に不具合が生じ無料になるというアクシデントも。いろいろあったが、結局100万人が視聴した。
熱戦の模様は日本でもゴルフネットワークが放映。だがライブ放送ではなかったため、結果がすでに判明しており「ネタバレで興醒め」という声も。一方で「また見たい」と再戦を切望する声も多々あった。
次回以降も18ホールのマッチプレーであることは変わりなさそうだが、シャドークリークで開催されるかどうかは不明。
20年の開催時にタイガーは44歳、ミケルソンは50歳になる。それでも主催者はゴルフ界の目玉イベントを担うだけのバリューがあると判断したようだ。
第一回の「ザ・マッチ」は2人とも短いパットを外しまくるなどスーパープレーの連発とはならなかった。次回は是非ミラクルショットの連発を期待したい。
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